風の道アートDiary

人生後半、描きたいものを、心より

草取り

絵を中断して、家周りのことに時間を費やしています。

まず、ヒメイワダレソウのことを。
家屋の横の通路に自然に生えたものですが、背丈は低いし見た目も可愛らしいので、雑草除けのグランドカバーにちょうど良い具合だと、喜んで放置していました。が、これがとんでもなく繁殖します。先日、エアコンの室外機に入り込んでいるのを発見し、時すでに遅しでしたが取り除くことにしました。地上に出ている部分をはがすと、茎が蔓状に長く伸びて至る所に根をおろしています。
すべてはがして巻いて乾かし、3回に分けてゴミ出ししました。90リットルのゴミ袋6枚分でした。

そして、ヤマモミジを撤去。
淋しくなるかと想像していたものの、庭全体が思いのほか明るくなったので、この機に、ずっと放ったらかしだった花壇などをプチ改造しようと思い立ちました。素人のDIYです。
雨の日が多くなかなか進みませんが、僅かずつでも目に見えて変わっていくのが楽しくて、時間があれば庭に出てしまいます。とは言っても乱張り石を敷いたり、レンガで花壇の縁を作る以外は、ほとんど草取り作業です。

草取りも始めると、これはこれで奥があり、根の種類や土の湿り具合に応じて、いかに土を持っていかれず、末端の根までうまく抜き取るかが重要です。道具の使い方や方法をあみ出しつつ、細根の端まで綺麗にスルッと抜けた時の快感は病みつきになります。
腰が痛くなければ何時間でもOKなくらい。
手を動かしながら、離れている家族のことや気になっている物事などをぼんやりと取り止めもなく思い巡らすのも、私には無意味ではありません。

f:id:cazenomici:20220326115636j:plain

金柑の実をついばむヒヨ? 最初は1羽だったが、数日後には団体でやって来て食べ放題。

これから植え付ける草花の構想も立てつつ、土まみれの日々はまだ続きそうです。

こんな感じで絵にも集中できたら良いのに。

これらが終る頃には、描きたい気持ちが充満していることでしょう。(そうありたいと願っています。)

f:id:cazenomici:20220324152823j:plain

油彩・カンバスF6

昔、描いたもの。画面にひび割れがあり保管状態が良くありません。

幼い孫が来た時、これを見せると、みんな怖がります。