風の道アートDiary

人生後半、描きたいものを、心より

カケラたち

備前焼の並ぶ軒先  


ホルベインスケッチブック<210×297㎜>
ウインザーニュートン絵具

以前は用をなしていたがもう役目を終えた、あるいは何かの都合で放置された、壊れた、意図しない形に出来あがった・・・など
ここにあるモノひとつずつに其々の物語がありそうで興味を持つ。
それが「描きたい」の源泉
昔、砂浜では打ちよせられたガラスの破片や小さい貝殻を見つけては持ち帰り、宝もの箱に入れた。
廃坑になった鉱山や製錬所の跡地、煙突や煉瓦の残骸などが私に題材のインスピレーションを与えてくれた。
歳をとった今もそれは変わらない。
ついつい描きたくなる カケラたちです。
今回はラフスケッチのつもりだったので、描き込みすぎると紙がもたない。
気力が戻れば再度描き直したいと思います。

吉備路は淡紅色

備中国分寺の春はレンゲや桃の花に彩られてのどかです。

 


ラングトン紙 ウインザーニュートン絵の具

 

3月から近くの公民館で開催されている水彩画クラブに入会しました。
そこでの第一作です。
皆さん自分の書きたいものを写真から描いていて、私も写真をもとに、以前行った時の風景を思い出しながら描きました。講師の先生が手を入れてくださったので完全な自作とは言えませんが💦 先生の一筆で絵が見違えるほど生き生きするのを実感しました。
なるべくなら現場で描きたいですが、写真からでも描かないよりはずっと良いし、自分の表現したいものが現せたら写真だろうが空想だろうが、手法は問題ではないと思うようになりました。

数ヶ月間、転居にともなう手続きや届出が次々とあって、また慣れない賃貸の部屋管理の対応に右往左往したりして精神的にくたびれました。
これがもう5年も遅かったら・・相当なダメージだったかも。

 

プリムラ ジュリアン



更新が滞りがちなブログですが、ご覧くださってありがとうございます。

 

冬の贅沢は暖かい部屋

花粉が飛ぶ季節になりました。
新居での生活も馴染んできて、今、やっと落ち着いて周りを見回しています。
狭い!  最初にそう思った1LDKが、実はちょうど良いサイズだったと思う今日この頃。
掃除はすぐ終わる。外回りは何もすることがない。こんなに楽で良いのかと拍子抜けします。
そしてなにより嬉しいのは、部屋が暖かい、こと。
リビングだけでなく全体が暖かい。一戸建て平屋で感じるような冷気が全くありません。
狭さや、隣家に音が響くことや、外に水道が無いので雑巾を洗うのに困る、といった諸々の難点を補って余りあります。

私にとって冬の贅沢は、なにより「部屋が暖かいこと」だったから、それが叶えられてもう十分満足です。

川のスケッチ 


マルマンスケッチ帳、ダーウェントLINE MARKER、ダーウェント絵の具

新たな場所で第一歩

やっと暮らしが落ち着いてきました。
引越しのために家具の多くを処分し、アパートに入るだけのものしか残さなかったから、絵を描く机が無かった(今も無い)
机をどうするか、あれこれ悩んでいるうちに時間が過ぎ、迷ったあげく仕方なく間に合わせの小さいダイニングテーブルを買って、食事も書きものも当面はこれ一つで済ませることにしました。本当は机と椅子は妥協したくなかったのですが、背に腹はかえられぬ。

さて、外は寒空。雪もチラホラ舞うけれど、スケッチしたいと思う場所を探しに行きます。
土地勘のない道でも苦ではありません。
ひとりのこんな時間が好きです。

前の街と今の街と、どこもさほど違いのない風景なのに、なぜか新鮮に目に映ります。
今度の家の近くにも自転車と歩行者の専用道があり、それはずっと遠くまで伸びていて朝夕の散歩にはうってつけです。
最初のスケッチはこの散歩道のペン画です。

 


水筆で滲ませすぎ 暗い絵面 久々で感覚が掴めない

マルマン100均スケッチ帳、TOMBOW筆ペン

転居

夏の終わりから絵が描けず、もう12月。
身辺の予期せぬ事情により自分の身の振り方を変えざるを得なくなりました。
10年前に"終のすみか”と思って建てた家は
自分の思いの詰まった家
一人で居ることが楽しい家
ここに住み続けることに何の懸念もなかったけれど、ここで手放そうと決めました。

次は1LDKのアパート、生まれてはじめての賃貸です。
高齢者の賃貸入居は難しいと言われる中、スムーズに審査が通り有り難かったです。
今はまだ本当に自分が転居するのか夢の中にいるようで実感が湧きません。
70代で知らない街への引越しは、どことなく惨めな思いと不安とで決して嬉しいものではないけれど、また新しい出会いや経験もあるでしょう。

年明けの引越しに向けて、もっぱら現家の片付けに孤軍奮闘する毎日。
落ち着いて絵が描ける日を心待ちにしています。


小菊 <色鉛筆>

自転車

公園にピンク色の自転車が止めてあった
緑の中で引き立つ元気色
木漏れ日が落とす影模様も楽しい

マルマンスケッチ帳 水彩絵の具 RS

災いは忘れた頃に

先月二十日過ぎ、咳と発熱で病院に行ったら、コロナ(nb 1.8.1 )でした。
私はこれまでコロナに感染したことがなく、5類に移行してからは世間も騒がなくなり、さほど恐れることもないインフルエンザの一種、くらいの感覚でほとんど警戒していませんでした。
が、今も流行っているし、罹ると、やっぱり不気味で厄介な病です。

4〜5日間は高熱が繰り返し続き、その度に、治りかけたか?と喜んだり、また熱が出てはガクっときたり、気分がアップダウン。それで回復までの時間がひどく長く感じられました。

一人暮らしにとって、病気で困るのは飲食です。
手間のかかるものは作る元気もなく、買い物にも出られない。
買い置きも3日も経てばだんだん尽きて、あるものでどうにかするしかない。
そういう時に限って、普段口にしないものが欲しくなります ーー 例えばアイス・ポカリ・ゼリー。
頼るメニューは、おかゆ、雑炊、スープ、いろいろな種類のお茶です。
おかゆには自家製の梅干し(古いもの)が必需で、これはどんな時も私の強い味方。
飲料は冷たいものよりも温かいもの。白湯、緑茶、番茶、ルイボスティ、甘酒、生姜湯、紅茶など。
果物好きで、冷蔵庫にブドウやスイカ、バナナ等のあるのは助かります。
そんな具合で頭の中は食べ物をどうするかを考え、身体はフラフラでも、ぼんやりもしていられません。
去年越しの冷麦を茹でたり、ホットケーキを焼いたり、乾物を引っ張り出して使ったり。エネルギーを得るために、同等のエネルギーを消耗してしまいます。それでも、食べることは大事。
6日経過したところでスーパーへ出かけ、食べられそうなものをどっさり買ってきました。
今も体の芯が熱っぽい気がして、本調子ではありませんが
高齢者=重症化 にならず済んでほっとしています。

 

波紋

水にまつわる風景は水彩画で描きたいものの一つです。
しかし、水流、打ち寄せる波、滝などダイナミックな動きのあるものは難しいので、手始めは池に遊ぶ水鳥と、それらが作る波紋を描いてみました。現場主義でありたいけれども、この暑さでは身がもたないから写真を使って。一昨年行った深山公園の白鳥とカモ。池の水は茶色でしたが、少しアレンジして青を多めに入れます。

 

マルマンスケッチ帳・12×17㎝ 
ラフスケッチ


一日置いて少しグレードの良い紙に描く(と言ってもメイドインチャイナ)

15㎝ 正方形のスケッチブック、W & N 絵の具
描きすぎたのか、まだ足りないのか。終わりはいつも手前にあるから、早めと思うところで止める。

毎日5分のスケッチ
ハスの花  庭の壺は何回も描く

ほぼ毎日なにかを描いていて、もう習慣化できてしまったかも。時間は5分目安ですが、20分くらいになることもあります。これは思っていた以上に早く、すんなりと生活の一部に入ってきました。出来栄えを気にしないこと、短時間で切り上げること、できないでも自分を責めないこと等、心身に負担をかけず、期待もしないのが良かったのかと思います。