風の道アートDiary

人生後半、描きたいものを、心より

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

川と彼岸花

秋分の日の朝、晴れた空を見て急遽、絵を描きに行こうと思い立ちました。 片道約60km、車で約1時間30分、辿り着いたのは矢掛町の集落。山あいを流れる川と満開の彼岸花は、ちょっと感動ものでした。さあ、この景色を描こうぞ! と、道具を取り出してい…

蔦を描くには

樹木の描写は難しく、立木一本を描くにも難儀するのに、壁一面の蔦となるとさらに難易度は上がる。 蔦壁がレトロな喫茶店 紙:モンバルキャンソン・F3 絵具:ホルベイン エル・グレコ、大正末期の建物です。小雨が降ったり止んだりで、窓から橙色の灯が透け…

時々、クロッキー

昨夜はまた雨が降りました。天候不順で戸外スケッチには出かけにくく、もっぱら室内でデッサンやペン画を試みています。そしてクロッキーも時々、忘れた頃にしています。 人物 ⑴ 2B鉛筆、約15分 人物クロッキーはモデルがいなければなかなか描く機会があ…

雨あがり

通りを一つ入って、こんな家並みに出会うと嬉しくなる。 <22×28>紙:メーカ不明のスケッチブック所用時間:3時間 色は1〜2回しか重ねていない。まだ描き始めの段階かもしれないが、雰囲気は出たので終わりにした。 絵の完成時を見極めるのは難しく…

晴れた日

空と屋根は補色対比 見かけは商業施設なのに、窓は殆ど閉まって人の気配のない一区画。南欧なら、さしずめシエスタ中といったところでしょうか。 <24×33> ホワイトワトソン紙 今回も暑いからと、現場で撮った写真をもとに描いた。けれど、その写真が問…

百日草

「晩夏と初秋の色鮮やかさの真髄は何といっても百日草です!」 愛読書ヘルマン・ヘッセの”庭仕事の愉しみ”より抜粋。 ヘッセはとりわけこの花に深い愛情を抱いていたようで、咲き初めから枯れてゆくまでの過程を実に注意深く観察し、殊にその色調の変化を芸…

建物ウオッチングとペン画

建物ウオッチング 外を歩く時にはいつも、建物や店舗の入り口・アプローチ・植え込みなど、つい絵になりそうな場所はないかと探します。最近は地方の町にもオシャレな建築物が増えてきました。世代交代なのかコロナが関係しているのか店舗の入れ替わりも多い…