風の道アートDiary

人生後半、描きたいものを、心より

いちごさん

あまおう・紅ほっぺ・ゆめのか、、 苺ブランドは色々あれど、苺に個性を見出すのはなかなか難しい。
これは佐賀県産の”いちごさん”。描くために並べたり観察したりして、食べる頃には鮮度がおちてしまいました。

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苺 <25×34> ランプライト紙

苺を描いたのは初めてで、表面の肌をどう描こうかと、ふと手が止まった。
粒々の中心はゴマのような形で黄色、その周りの隆起は光が当たって白く輝いている。その白い部分の形状は網目のようで筆で塗り残すのは難しい。出来ないことはあきらめ、塊で苺の果肉が感じられるように考えながら描いた。

 

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毎朝の訪問客。メジロ
「この木はもうすぐ無くなる予定。ごめんね〜。」
これは高さを4mに切り詰めている株立ちのヤマモミジです。近い将来、十分な管理ができなくなることを思い、余所へもらって頂くことにしました。10年先を考えて植えたつもりでも、精神面で弱気になることは予測しておらず。
木陰のできる緑深い庭は憧れですが、現実には大きくなる木を負担に思うようになりました。歳と共に守りに入っているのか、それとも逆に建設的なのか、私自身やっていることのチグハグ感にとまどいます。