風の道アートDiary

人生後半、描きたいものを、心より

白い色

私の透明水彩の習得は、主に書籍に依るものです。興味深い本を数冊、手元に置き、書かれてある内容を実践しています。
一冊の本を信頼し、そこに書いてある項目を順を追ってやっていけば、自分であれこれ計画するより、余分な労力をかけず、系統だった学習ができると思っています。

今回のレッスンは、「白の輝き」。
けれど、本のようには輝かない。
白を輝かせるためのテクニックも示唆されていて、白の周囲に補色のハーフトーンを置くことがミソらしいが、その効果は実感できずじまい。未消化のまま、次に進むことにしました。


ポットと急須 

f:id:cazenomici:20220210220646j:plain<34×25cm> ランプライト紙

ランプライトの水彩紙を買う。エアコンの効いた部屋では、紙面がすぐ乾いてしまうので、少しでも乾きの遅いこの紙が欲しかったのです。
乾き具合は少しは違うかな?くらいでしたが。
安価なのにコットン100%、良い紙だと思います。


花びらの白い色は恋人の色〜
なつかしい白百合は恋人の色〜
ふるさとのあの人の あの人の足元に 咲く白百合の
花びらの白い色は恋人の色〜 
(ベッツイ&クリス)

暗い色

暗部こそ鮮やかに透明であって欲しい

今取り組んでいるのは、パレットの13色の絵の具で、濃く暗い色をつくることです。
技法書によれば、純粋な顔料の絵の具であれば、輝きのある生き生きとした力強い暗色を作れるというのですが、絵の具に違いがあるのかと思うほど、技法書の色と自分の作った色が違いすぎる。
年明けから3週間この混色をずっとやっています。
しかし、未だ思うように美しい黒、または暗い色ができません。
何事も難しいです。

木立と小屋 (暗部の練習)

f:id:cazenomici:20220130135827j:plain<24×36> kfsスケッチブック
色の練習なので木々の細部は省略。白抜きの部分を塗り残すのに手間取りました。なるべく手で描きたいと思うから、マスキング液は持っていません。


太極拳の段級審査

コロナ第6波の最中、太極拳2級の段級審査を受けて来ました。
正式には日本武術連盟太極拳技能検定。年に2回、6月と1月に行われます。秋に捻挫して不安な足ではありましたが、よほどの失敗がなければ大丈夫ということで受けました。
試験は「24式太極拳」という8組、24の動作からなる基本の型を行います。2級はその後半部分、13番目から最後まで。
音は無いので、人によって速さがマチマチとなり、自分が信頼できないと不安になります。試験直前にも講習があり、その時までは準備万端と思っていたのに、開始早々、私は間違えてしまいました。横の人の動きで気付いた時には、頭の中は真っ白。
何でこうなるんだろう、、参りました💦  
結果は、よほどの失敗とはならなかったようで無事合格だったけれど、今日のこの一件で自分に対して不信を覚え、それは当分の間、忘れられなくなりそうです。

庭作り

絵の描けない日は、庭のことを書こう。

6年ほど前に、家の南側の人目につかない場所を、プライベートな空間にしようと自力で庭づくりを計画しました。
真砂土の地面の土改良から始め、割れ石を敷いて園路を作り、継ぎはぎのレンガで花壇を仕立て、レイアウトが整うのを待ちきれず花や低木を植えたりと、出来上がりに期待を込めていろいろやってみたのです。
が、ようやく3割くらい進んだ頃に、腰痛と手指の関節炎が悪化して作業を中断しました。元々、ヘルニアがあったし、腕力もないのに自分を過信したのがいけなかった。
それっきり作業は頓挫し、フェードアウト。
今、そこは ”洗濯干し場のある庭先” になってしまっています。
農薬は使わず放任しているから、植物にとって条件が悪いのは言わずもがな、順応できるものとそうで無いものが出て来ます。
山野草らしきもの、ハーブ類、ある種のクリスマスローズ、それにアイビー類は元気に育っている一方、
イングリッシュローズは、昨年2本、枯らしてしまいました。強芳香のジュード・ジ・オブ・スキュアとガートルード・ジェキルです。
秋に晴天が続き、水不足だったのかもしれません。

ジュードは完全にアウト。ガートルードはそれでも未だ一縷の望みを捨てきれず、短く切り詰めた状態で様子見しています。

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この横の方から、新芽が出てくれないかなあ。

そして、勢いの良いバラ、ボウベルズの剪定をしてみる。

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3個の球根から始まった水仙はだんだん増えています。

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この時期の紫陽花

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剪定した方が良いものや、肥料が切れているものなど、気にはなっても、寒さに負けて外へ出られません。
老体にとっては健康第一、無理は禁物。花木には気の毒でもこの環境で頑張って育ってもらいたい。

目指したのは、スローフード提唱者にしてオーガニック料理研究家、アリス・ウオータースの、畑ふうの自然体の庭でした☘️ 


馬の絵②

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<36×24> kfsスケッチブック

先日の続き~完成。

想像で描く馬

一度休むと絵が描けなくなります。
明日にしようと思い、次の日になればまた明日、と。こんなテイタラクな自分は本当に絵を描くのが好きなのかどうか?
本当は絵を描くことそのものより、絵を描く自分を誇示したいだけなのかもしれない。

描かないことがストレスでもあり、今日はどうにか一枚だけでもと、油彩で何度かモチーフにしたことのある馬を描きました。


馬①  <34×24> kfsスケッチブック

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韓国・ソウルの博物館で見た木彫りの馬がモデルです。一角獣のようでもあり、現存していたかどうか定かでありませんが、想像を掻き立てられる馬さんです。


馬② 途中

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同じモチーフの2枚目。
背景がうまく行ってない気がして、時間をおいて考えてみます。

💡  描かないことでストレス。これは一体? 自分でも呆れる。

モノクロ透明水彩

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水彩画を知らなかった頃の、通信教育での練習作です。見本があり、説明に添って描くだけの簡単なもの。サイズはB5くらい。

この絵はブログを始めて間もない頃、一度掲載するも、こんなのではダメかなと思い、下書きに戻していました。日が経ち、比べてみて、今描いているものもこれも、大して違いはないような気がして、再掲です。

ワクチン接種後の熱にカロナールが効く

昨日、27日にコロナワクチン3回目を接種。1回目の後に腕の痛みがあった以外は、今まで特に副反応は無かったのに、今回は、当日夜から悪寒がして今日、昼に発熱。冬場の平常体温36度前後の私で、37度前半の熱は高熱でもないけれど、だるさが我慢できず、家にあったカロナール錠を1回服用したところ、夜には平熱に戻りました。
私の場合、カロナールがよく効いたみたいです。
年の瀬に寝込まなくて良かった〜。

年末年始、絵は休みます。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

自己流

パート仕事のない日、昼間は日当たりの良い部屋で2時間ほど絵を描き、合間に小豆を煮て、ぜんざいにして食べる。巷はクリスマス。
一昨日は、2ヶ月間休んでいた太極拳クラスに行き、鈍った身体を久々に動かしたら、心配だった足は何ともなく、ゆっくり動きながら身体は温まり心地よい疲労感。

こんな日常が私を作っていて、怠けようが、頑張ろうが決めるのは自由で、どれが良くてどれが悪いということもない。

ただ、”今”という時間 ー自分の手にある確かなものー を、無駄に過ごしてしまうのはやめよう、と。
ぼんやり過ごした後などはいつも、その思いが頭をもたげます。

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入り江 <24×32> ラングトン紙

絵もこれが正解かどうかも判らぬまま、自己流で進めています。
形の配置を重点にした練習作で、実在の風景ではありません。船のフォルムの面白さを狙ったのですが、背景の構想がおざなりでした。細部はまたいつか描き足せれば良いかなと思います。

茶色

グレー、緑に続いて茶色の混色

習作 <25×34> 紙:kfsスケッチブック

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以前はイエローオーカー、ローシエナ、バーントアンバーといった茶系の絵の具が必需でした。この度、パレットを変えてから、茶系は一本もありません。赤・黄を混ぜて、それに緑を足すと茶は容易にできるから、無くても問題なし。
ところが、同じ色を一定して作れるかというとそれはなかなか難しく、毎回、微妙に違うものができます。自作の色見本と技法書を首っ引きで、時間のかかること。
一つずつ、一段ずつ、と自分に言い聞かせながら試行錯誤しています。

小さい紙でワンポイントレッスン

暖かい影と、冷たい光の、描き分けをしてみる。

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ダイソーで買ったスケッチブックーーハガキを少し大きくしたくらいのサイズーーに描いています。このスケッチブック、表面にある程度の処理がされているようで、ヨレたり、水がつるつる滑ったりしない優れもの。さすがのマルマン製。
他の百円ショップには置いていないようです。