風の道アートDiary

人生後半、描きたいものを、心より

檸檬

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先日ちぎったレモンです。枝ぶりを考えずに切ってしまい、配置に苦労しました。いい形に置けないまま妥協して描き出したせいか、今ひとつ手応えなし。ゴミ箱に入りかけた絵です。が、なんとかならないかと、しつこく2時間近く手を入れ続けました。
根気負けして終了した後は、これが自分の現状なんだと冷静に受け止め、問題点を考えます。

  1. 背景をどうすればよいのか?
    今は、思いついた色でウォッシュの練習をかねて、ただ漠然と塗っているだけ。
    その題材に相応しい処理をするべき。事前に考えをまとめておく。
  2. 日中の光の変化に惑わされて、焦ってしまう。影がマチマチになっている。
    静物を描くなら、光源を一定に保つこと。
  3. レモンの肌の質感が出せない。

時間が足りないこともあって、レモンの皮や枝葉は手付かずのまま。しかし、これ以上は気分的に厳しいです。良くない絵をいくら触っても、大方はうまくいかない。最善は、”新しく描き直す” でしょう。
思い通りに描けない日は、疲労感も増します。果物は食べる方に精をだして、描くことは少し日を置いてみます。