風の道アートDiary

人生後半、描きたいものを、心より

スケッチこぼれ話

一昨日、スケッチ会に参加した。
成果はこの小品ひとつ。


溜川・旧水門あたり


<12×17> マルマンスケッチブック


9:30〜12:30の3時間の予定で、 上手くいけば F 4サイズ が完成したかもしれない。が、ラフスケッチを描いた後、 大きいスケッチブックを開いたところで、通りかかりの人に声をかけられた。

地元の歴史に詳しい方だった。
溜川の由来に始まり、備中松山藩干拓工事、高瀬船の往来、出羽の羽黒山 etc・・
話を聞くのは嫌ではないが、集中できない💦
話は切れ目なく延々と続き、11時もゆうに回った頃ようやく去った。

快晴で光が眩しく、眼も心配だったから、大きい絵は断念。ラフスケッチに着彩して終わることにする。

片付けをしていると先ほどの方が戻って来て、「少し前、家内を亡くしまして。いや、すみませんでしたね。邪魔をしてしまいました。」と。

歳とともに減っていく人とのかかわり。特に老年期を生きる身には、会話はいっそう必要ですね。