風の道アートDiary

人生後半、描きたいものを、心より

クロッキー 

クロッキーズ・カフェを利用して描いています。

f:id:cazenomici:20200731213627j:plain 

f:id:cazenomici:20200731214345j:plain

所要時間 上各2分、 下5分。
動画サイトを見て描いています。時間が長くなるとかえって大雑把になる傾向があります。(段々と線が太くなる。)

クロッキーの疑問

今日はあえて男性モデルを選んで描きましたが、私には案外、男性モデルの方が描きやすく面白いと感じました。具体的には、

  • 骨格が掴みやすい
  • 筋肉の隆起がはっきりしている
  • 量感がある
  • ダイナミックなポーズが様になる。

など、柔らかさという点では女性に劣りますが、四肢の力強い動きや、生命力あふれる筋肉の流れなど、肉体的に見て十分美しいと思います。
ミロのヴィーナス像とダビデ像を連想すれば、対比が分りやすいですね。

ところで、人体クロッキーはどこから描き始めるのだろう?人それぞれなのか、それとも有効な順序があるのだろうか?と、疑問に思います。皆さんはどうでしょうか?
私の場合、まだ描き始めて枚数も少ないのですが、スタートと同時に一番に鼻を描いていることに気付きました。鼻→顎→頭といって、体幹に移っています。1分間だと大抵は手足の先端が時間切れで入りません。鼻の方向がうまく決まるかどうかで、残り時間が左右される傾向があります。
クロッキーはとにかくスピード、動きを捕まえることが重要と思います。細部にとらわれず、人体の動きを素早い線で描くようにと。そうなると頭部などは、円か楕円のような記号みたいなもので良いのかもしれません。マチスの絵「ダンス」シリーズがお手本として思い起こされます。
クロッキーが、描画の上達にどう影響するのか疑問はありますが、短時間で道具も最小限でよいことから、個人的には取り組みやすいです。

今日も30分にも満たない時間でしたが、1枚でも描けたので良かったです。